DonOkamotoのそれそれ

50才で起業を目指す海外駐在中年リーマンが体験や情報を発信します。

転職斡旋事業は儲かるか?人材転職斡旋事業を立ち上げた体験から書いてみたいと思います。後編。

では、どのように馬車馬のように働くか、

以下2点にかかってくると考えました。

①いかに質の良い求人を多く確保してくるか

②いかに企業/病院が欲しがる質の良い転職希望者を多く確保してくるか

 

で特に重要なのは②で、この事業の成否はこれかかっているといっても過言ではありません。

 

①の課題はそれほど難しくないです。私が考えた事は「片っ端から訪問」(笑)です。関西圏の医療施設を全てリストアップし電話し、訪問のアポ取り、訪問して、人材紹介契約を締結するという事ですね。(前のブラック会社でやっていた事です。)つらい作業のように感じますが、電話してガチャと切られるという事はほぼないんです。各病院看護師さんは欲しい、その上この会社で扱っていた看護学生向け就職雑誌にはそれなりにネームバリューがありましたので、話は聞いてもらえる事は多い。ただ手数料の話をした途端に難しくなるケースもあります。

これにかかるコストは、私の交通費と事務員時給1000円程度(業務の一つとしてテレアポ)ですね。

 

②の課題ですが、募集媒体は、メインがホームページ。あとは雑誌広告、看護師さんが集まるイベント等でのチラシ配布を考えたと思います。実はこの転職希望者を募集するというのが簡単ではないのですが、

 ・この会社の持っている業界で名の通った雑誌媒体をブランドとして連動活用すれば、信頼と高い募集力が期待できる。

 ・次にSEOですね。前の会社は足で稼ぐ事しか頭にない会社でしたので、ここにコストをかけてHPの集客力を高めれば募集力はUPできる。

 ・最後に、より信頼度を高めるために、HPに私の顔を出す。

という事を考えました。

かかるコストは、HP作成、SEO対策、チラシ代、広告代(これは社内のものを活用するのでほぼ無料)ぐらいですね。

 

人員(成長)計画は、立ち上げから3か月は私1人+事務員、その後正社員を増やしていき年末には3人の正社員を抱え、月6-10件(売上360-600万/月)の成約を目指すという事にしました。

 

実際には、もう少し細かく書いたと思いますが、だいたい、上記のような感じで予算/損益書を作って社長に話を持っていきました。恐る恐るでしたが、スピード重視の社長はほぼ意見・反論等せずに、よしやろうと言ってくれ、予算を与えてくれました。

 

そこから、事務所の賃貸契約(大阪梅田の当会社の事務所があった場所の同じフロアの別部屋)、事務員の採用、HP等の作成等、計画通りに進め、ビジネスのセットアップは完了。

 

最初の月の成約はゼロ件でしたが、1ヵ月目には1件、2か月目には2件の成約が決まりました。一方、転職希望者登録が思ったより伸びないので、事業の成長性に焦りを感じていたのですが、少しづつ紹介実績を積み重ね、看護師さん/病院側からの信頼を蓄積していく事で、打開できるはずと考えていました。

 

ところが、事業開始から3か月目のある日、本社から突然「転職事業運営中止」せよとの連絡ありました。私は訳がわからずパニくった事を覚えています。

こうして私の転職支援事業運営はあっけなく幕を閉じました。

 

最後に、転職斡旋事業は儲かるかに対する私なりの答えですが

(オーナー社長は)「儲かります。」と答えたいと思います。

但し、以下の条件付きです。

①売り手業界をターゲットにする事が絶対

 -表に出にくい/情報が不透明な求人が多い職種・業界でも可

②転職希望者をライバル業者よりも多く集められる事が必要

 ー集客手法になんらかの強み、独自性

③社員に長く勤めてもらうと困るという事実

 -成約件数以上給与は払えない、年功給与システムは難しい

 

現在であればアプリ・データベース等のテクノロジーを使えば(先行投資になりますが)もっと効率的に運用できるのではと思います。

 

ただ、最終的には人に頼らずAIが実施してしまうかもしませんね。

 

以上