DonOkamotoのそれそれ

50才で起業を目指す海外駐在中年リーマンが体験や情報を発信します。

先行き不安なので転職サイトに登録したらコロナの脅威が理解できた

登録のきっかけ

 

現在のコロナ流行には関係なく、もう40後半になるにもかかわらず、約1-2年ほど前からいくつかの理由で、今後のキャリアどうすべきか、色々モヤモヤ悩み始めました。

理由はよく整理できていないのですが、だいたいこんな感じです。

  • これまでの業績、経営方針の傾向から、現会社の将来暗いとしか思えない。
  • その上、私のような出世コースから外れた、中途入社の高年齢社員はそのうちリストラされるかも。
  • 現在は現場の近くでコントロールできる事が多く比較的やりがいがあるが、本部に戻れば(任期はあと約1年)言葉遊びが多くて価値を生まない仕事をやらされる。
  • 人生100年と言われる今、定年後もなんらかの仕事に就くためには、現在の会社・仕事を継続していても、つぶしが効かない。
  • そもそも、縁もゆかりもない、本社のある地方都市で定年(65歳?)まで働き骨を埋めるのは嫌。地元関西に戻るか、もしくは、英語が通じる海外で仕事したい。
  • 一方で、先行きが暗いとはいえ、現会社は世界でもそれなりに名の知れているメーカーで、安定・待遇・ホワイト度はそこそこいいはず。このキャリアを捨てるのはもったいない。
  • でも、ネットには「年収800万以上/マネージメント 転職多数!中高年でも可!」「選りすぐりの転職コンサルタントがあなたのキャリアに適した企業の案内をします。」と魅惑的な文言を書いている転職エージェントが多数掲載されている
  • 加えて、現在の転職市場は売り手市場と報道されている。私のような中途半端な40代後半リーマンでも収入/キャリアアップのチャンスはあるんじゃないか。

(不安に心を蝕まれた、ただのわがままなおっさんですね。)

 

私もサラリーマンの端くれ、売り手市場(2020年1月時点)とはいえ、現実には私のようにふわふわしている40代後半のおっさんに、都合のいい求人が転がっているはずはないという事もわかっています。

 

でも、別にお金もかかりませんし、だめもとで「JAC Recruitment」という比較的大手で、40-50代の転職を得意としているという会社に登録しようと決めました。

 

登録を決めたものの、正登録には履歴書や職務経歴書(和/英)が必要になるのですが、中高年でキャリアが長い事もあり作成がめんどくさくてなかなか進みませんでした。あまりにめんどくさいので、ネットの英文職務経歴書翻訳サービスも利用したほどです。

(ちなみにこの手のサービス、2万円かかりましたがクオリティー低かったです。おすすめしません。)

 

登録して転職エージェントと面談

 

結局登録して、エージェントと面談したのが1月の終わり頃です。。

 

「特にこれという希望はないんですが、収入上げたり等、チャンスがあれば掴みたいと思って登録させてもらいました。ただ、私の年齢だと、かなり難しいというのもわかっています。もし、難しいなら諦めますので言ってください。」と私。

 

「確かに40-50代の転職件数は多くはありません。でもうちの会社で転職している人は40-50代が一番多いですよ。可能性はありますので、キャリアにマッチする案件は紹介させてもらいます。」とエージェント。

 

まぁ、コンサルの立場として「あなたには年収アップの転職の可能性はゼロですよ。」なんて言うわけないのですが。でも、わかっていても、まだこんな私にも可能性はあるのかと、なんとなく自分が肯定されたような気がして嬉しくなったのも事実です。

 

すると面談から10日後ぐらいだったと思います。紹介したい求人がございますとの連絡が。求人を見てみると少し前に色々話題になっていた某大手自動車メーカーのものでした。職務内容を見てみると、私の現在の職務に重なる部分は多く、収入upも望めそうです。騒動中の会社であるという点は気になりましたが、年齢については外資系企業である事や人種のダイバーシティが広い職場である事などから、あまりハードルとならないとの事。

 

具体的な案件が提示された事で、私の妄想的な悩みはさらに増幅。駐在中に会社を辞めたら、娘の学校、慣れない土地への引っ越し、日本の持ち家 等々どうなる/どうすべきなのか。ネット検索している時には、たいして想定もしていなかった色んな事柄が頭の中をぐるぐる回り始めます。(採用される確率は非常に低いはずなんですけどね。愚かです。)

 

コロナの影響

そんなこんなで、求人に応募する踏ん切りがつかないまま約1.5ヵ月が経ちました。ちょうどその頃から私の駐在する地も含め、世界中でコロナが流行しはじめます。世界各国で景気への本格的な影響が見え始め、自動車業界にも甚大なネガティブインパクトが現実のものとなり始めました。

 

これは、まずい。売り手市場終わったんじゃないか?そもそも、あの求人はまだあるのかな?とあせりながらも、本業で忙しくしているうちにまた2週間経ちました。そして、仕事が一段落したある日、いくらごたごたがあったとはいえ、業界でもトップクラスの規模を誇る自動車メーカーへの転職は悪くない、だめでもともと応募してみようと、エージェントに連絡してみたところ、当求人は締め切りましたとの連絡。

 

えっ、そうなの。。コロナか。これまで色々悩み続けた自分の時間はなんだったのかという思い、また悩みから少し開放された思いが交差しつつ、なんだか妙に気が晴れた気がしました。

 

しかし、同じ業界にいるものとして、コロナがどの程度この大規模メーカーの求人に影響を及ぼしたのかという点が気になります。エージェントからこの求人の紹介を受けた時に、ネットで該社の求人を調べたのですが、1月時点ではこの会社は他の職種でも多くの募集を行っていました。

 

しかし、現在同様に求人を調べてみると、あれほど多くあった求人が一つも出てきません。この会社は、恐らく3月のある時点でコロナによる業績への大打撃で、中途採用の一切を凍結・中止を決定したのだと思います。

 

募集していたポジションは数十はありましたので、多くの人のキャリアが振り回されたのではないかと思います。また、この会社だけではなく、他の会社でも同様の事が起きているでしょう。

 

こんな事があるのかと愕然としました。コロナ恐るべしです。

 

 今後、自動車メーカーは現状の社員の雇用を維持するだけで精一杯、求人も究極まで絞っていくと思います。また、中高年転職の売り手市場なるものも、もう終わったと思います。つまらないですが、しばらくは地道に生きる事を考えた方がよさそうですかね。。。